工臨の運転時刻表
こんにちは😃хироです!
今日のお題はこちら!
運転士が持参する携帯時刻表です!
会社にもよりますが、行路表だとか、仕業表、スタフ、スターフなど呼び方は様々ですが、
運転士時刻表と今回は呼びます。
書式は会社や区所、時期によってもかなり差があります。
M電区間の運転士が持つ列車時刻表やE電や私鉄の電車運転士が持つ行路(カギダイヤとも言われます)の書かれたスタフと言うものに大別されます。
最近の電車だと、どちらも収納できる物が目立ちますが、その分車両の乗り入れ先や部品の共通化が図られていると言うことでしょう。
さて、お題の工臨用は機関車の時刻表ですので列車時刻表になります。
お馴染みの縦長のタイプです!
内容を公開して欲しいとのリクエストを頂きましたので、こちらで公開します。
こちらは過去に専門店で購入したもので、その時のメモでは八王子総合鉄道部と書いていました。
下の方のカギダイヤが運転士の1日の行路が書いてありますが、その中に『ハチ』と記してあります。
ハチとは各駅に割り振られた電報略号で太古の昔からあります。
『ハチ』は八王子のことですので、
これは八王子から出区して、『ナヌ』稲城長沼で折り返して、八王子に帰ってきて入区するダイヤです。
このカギダイヤを見るだけで八王子にある運転区所のものとわかります。
因みに読み方は
○が出区
△が入区
○乗と書いてある時は乗り継ぎ、つまり乗務員交代をします。
何も記号が書いていない時は、その車両にそのまま乗って折り返すなり、段落ちして列番が変わると言うことです。
次にココを見てください
左上に通達第○○号とかいてあります。
ここが国鉄のものは局達第○○号と書いてあります。
この時点で、『通達』となっていますので、JR化後のものと特定出来ました!
この当時八王子に存在した運転区所はJR貨物の八王機関区です。
JR東日本の八王子運輸区はまだ発足していませんでしたので
JR貨物の八王子機関区(現在は存在しません)のみ存在していました。
八王子機関区は一時期八王子総合鉄道部となりましたが、通達の番号がまだ4000番代で、総合鉄道部の名前が出てくる平成9年のものが50000番近いところを見ると、時期的に恐らくまだ機関区だった時代のものと思われます。
完全に私の憶測ですが、年だけ入っていませんので、平成元年かもしれませんね。
鉄道と関係ない会社の事務も、昭和が64年に一瞬入ったので、昭和に合わせて64と書くか、1と書くか元と書くか、はたまた89と書くかなどで迷ったでしょうから、この年は書かれていなかったり、なんだかあやふやだった書類が世間的にもチラホラ見かける印象があるのは私だけでないはずです。
また、他区所を含むこれ以外の時刻表を見ても、臨時仕業のものは年が省略されている物が多いイメージです。
八王子機関区と言えば、元は国鉄八王子機関区をルーツとする西東京の名門中の名門機関区で、中央線の山間部へ向かう機関車と平坦線用の機関車を付け替えや検査修繕、その昔は八高線の気動車の整備や乗務員の拠点ともしていた場所です。
乗務範囲も広く、ここに憧れた方も多いのではないでしょうか?
私もその1人ですw
確かにこの平成初期の当時は中央線はEF64の天下でそれの取り回しには熟練した山の神のような運転士さんが多数在籍していたでしょう!
私も子供の頃ロクヨンの運転席から白い手袋で手を振ってもらったり気笛を吹いてもらったりと、電車はそこまで関心がありませんでしたが、ロクヨンの引く貨物列車の運転士さんは大好きでした^ ^
そういえば勝沼の18号機が公開されたようですね^ ^
いずれ見に行きたいなーとは思いつつ、まだ行けてないのが残念です💦
それでは^ ^
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