変速ハンドル
こんにちは😃хироです!
今日のお題はこちら!
気動車に使われる変速ハンドルです、
直変ハンドルとも俗に言われるこのハンドルは、
国鉄の教科書的には『変速ハンドル』と言うのが正しいようです。
マスコンに挿して変速機を操作する他、切換スイッチや始動スイッチ(エンジンを掛けるもの)にも使われます。
気動車を運転する上で、ラッチキーより使用頻度が高いかもしれません。
ブレーキハンドルはブレーキ弁にしか使えませんが、こちらのハンドルは気動車を『動かす』為にかなり使います。
形状としては、下部に突起があり、このツメで機器への付け外しを制限しています。
さて、このハンドルもいくつか種類があったり、現場によっては独自のものもあるようです。
画像左側の真鍮製?のものはよく見かけますが
右側の銀メッキの物はどこで使われていたのでしょう?入手時には北海道の特急用と聞きましたが、この銀メッキのものを北海道の特急用に挿しているところや、特急乗務員が持っているところを見た人は私の周りには居ませんでした。
友人に北海道で運転士として乗務していた人が居ますので聞いてみましたが、特急だけ銀メッキだった記憶はないと言っていました。
はたしてどこの特急で使われていたのでしょうか?謎は深まるばかりです。
さて、北海道と言えば、右側のハンドルのようにハンドルの先端に穴が空いていて、そこにこのようなリングをつけて、そこに忍び錠を付けていたのが北海道スタイルです!
私も以前、函館でキハ40に乗ったときに、運転士さんが変速ハンドルにぶら下がった忍び錠で乗務員扉を開けているのを見かけたことがあります!
その他、関西の方では柄からスパナ部分にかけてがもう少し高くなっているスタイルのものもあったようです。
向町運転所のものだったと記憶しております。
他にも全般的なところでは、所属区所や仕業番号の彫られているものがよく見られます。
亀山機関区の『亀キク』と掘ってあるのは、よく画数が多いのに掘ったな〜と感心した覚えがあります。
九州や四国はハンドルケースもあるからでしょか?かなり状態の良いものが多い印象です。
なんだか、車両も備品も大切に使っていて物持ちが良い印象ですよね😊
それでは^ ^
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