優良記事! キハ58運転台 制作記録
こんにちは!хироです^ ^
さて、キハ58が段々と完成してきました!
昨日の動画はコチラです!
趣味のものですので完成は存在しないのでしょうが、一応箇体のメインの部分が出来たので仮完成として一区切りとします^ ^
もしこれから何か大改造するなら圧力計関係でしょうか?
やるにしても各計器とブレーキ弁、釣り合い空気ダメを設けてその先に圧力センサーを付けてarduinoなりpicなり自分で組めるマイコンで検知して制御するだけなので特に難しくは無さそうです。実はこの方法も大昔にやった実績があるのでノイズに関してもやりようでどうにでもなります。
問題はコンプレッサーの騒音と重量の方ですね。それさえクリアできれば技術的には問題無さそうです!
さて、それでは今回はキハ58運転台の生い立ち?をご覧下さい^ ^
まず、最初はチビチビ集めた部品を仮に箱に組みました。
私自身中央線沿線で育ったのでキハ58は実際に見た事も乗ったこともありませんし、特に思い入れがあったわけでもありませんでしたが、不思議なご縁でここまでしてしまいました(^^;)
しかしここまでやってみて、キハ58好きだなと思っています。
チャンスがあれば、どこかで保存されているキハ58に乗ってみたいですね^ ^
そもそもキッカケはMC19マスコンを衝動買いしたところです笑
その後メーターパネルがやって来て、車掌スイッチが届きと本当に長い年月掛けて少しずつ集めました。ブレーキ弁の脚台が手に入った時に箇体の刷新を決意しましたがこの頃から車掌スイッチが2つありましたね^ ^
最初は資料が全く手元になく、配線が不明でしたので電車に準じてSRDと戸閉安全装置付きの配線でした。
この頃はどの機器がどのような動作をするかもわからなかったので表示灯もマスコン直結で本当に仮の姿でした。電車でゴーくらいでしか動かした事なかったですし笑笑
直変ハンドが何なのかすらサッパリでした。
つかハンドル持ってなかったです。
ブレーキ弁も脚台がなかったので路面電車のものです。※現在は伊予鉄の運転台に転用中です。
この状態で何年か過ごし、去年ついに一大決心をして一度解体して箇体をワシ規格910×450の土台をベースに新規設計して作り直しました。
115-1000の運転台と同時に箇体を新調しました!
複数の着工がある時は木材を無駄なく使えて良いです!
因みに今作っている103系運転台の同期は183です。
レンタカー(ハイエース)で都内にある私のマンションまで運びました。
今はATSも付いているのでハイエースでは高さ的に無理ですね…
重量も増えたので移動にはパワーゲート付きのトラックか屈強な男達が必要そうです笑
切換スイッチを付けましたがハンドルがブレーキ弁に干渉して前位置にできませんでした。
この時点で壁を厚くする必要が出て、ついでにATSの柱とスイッチ類を付けることにしました。
メルカリで長年探していたスイッチをお譲りいただきました^ ^偶然にもワシ丸ドットコム!視聴者の方からお譲り頂き、運転台のお陰で素敵なご縁を頂くことができました^ ^
コレは計器灯の連動スイッチにする予定で、点検蓋に仕込む予定です。
メーターや計器はこの時点では入手時から手入れをしておらず、あまり良い状態とは言えません。
メーターパネルから車号が判明しました!キハ58 151です。
同車は新潟、直方、水戸、小牛田と長い年月広い地域の方の旅を支え続け活躍した名車で、国鉄色、水戸色、東北地域色を纏っていて、これから模型を作り込んだり長い付き合いになりそうです^ ^
ワンマン表示灯も持っていたので整備しました。
JR西日本仕様ですが、キハ52で見た事のある形だったのでまぁいいです笑
天板を取り外して非ワンマンの姿にも出来ますので問題ありません。
それと、意外とマッチしています^ ^
配線は入手時から途中まで被覆が剥かれた状態でしたので、そのまま継ぎ足しして元の配線を完全に温存しました。
計器類を清掃、解析、動作確認と調整をして準備配線としました。
キハ58の連絡ブザーは機械式のBZ3Aブザーが純正ですので整備して取り付けました。
このブザーはここに来る前は私が作った165系を模した乗務員室で使っていましたが165系も作り直しますので取り外しました!
下の画像は165系乗務員室ですが、BZ23がある場所が四角く色が違うと思います。ここにBZ3Aがありました。
ブザーも本来あるべき場所へ辿り着きましたね^ ^
機械式は平成世代の私達にはあまり馴染みのある音ではなかったので、聞き覚えのあるBZ23も設置して選択式にしてあります。
キハ40はBZ23なので他の気動車もそのイメージが強かったです。
パノラミックがあったり、国鉄新性能電車と近い雰囲気もあるデザインですが、私が思っている以上にキハ58は古い時代の車両なのかもしれませんね。
確かに、キハ58が新製された時代は私の親さえ生まれているか微妙です…。
因みに本来は運転台左上の頭上にありますが、今回BZ3Aは始動スイッチ点検蓋内部に納めてあります。
BZ23はキハ40に準じて運転台右下にあり、EBは切換スイッチと関係なくここから鳴ります。
もっとも、EBスイッチと連動しないと鳴動しませんが。
ブザーの切換スイッチは始動スイッチの点検蓋内部に納めました。
下の画像はすブザーの切換スイッチを配線中のものです。
ここで、ATSの柱が登場です!
やっと取り付ける場所が出来ました笑
箇体の木目が気になるのでパテを試してみました。
一旦解体です。
パテ塗りをしたところです。
右側の壁と柱を増設しました!
ATSの柱と切換スイッチを収める部分のサイズはバッチリですね^ ^
配線穴を加工しています。
パテが乾いたら、紙ヤスリで整形して塗装をします。
頼もしい後輩のみーくん♂とゆーくんに手伝ってもらいました^ ^
彼等大活躍です^ ^
色を見比べて重ね塗りしています。
賃貸マンションなので、壁や床の塗料漏れや傷は本気でヤバいので183の枠を床に敷いて、その上からブルーシートで対策しています。
いい感じですね^ ^
車内放送はアンプ内蔵のバス用モニタースピーカーを使いました。レールバスなどでも見かけるので、鉄道での使用例もあるようです。
ここまで来てやっと配線に入ります。
まずはATSの機器を整備しました。
んー、相変わらず字が汚いですね笑
右側のスイッチ類を取り付ける為に穴を空けます。
木屑を掃除機で吸ったら
次に切換スイッチを整備します。
車掌スイッチの位置も見直しました。
マスコンを配線しました。
タイラップで仕上げるとやはり見栄えがかなり良くなりますが、見栄えにこだわり出したらキリがないなという印象でした笑
コツとして、最初にケーブルのしなっている向きを合わせて束線を作ってから、圧着端子は後から長さを調整して付けると綺麗に出来ました。
切換スイッチも各機器と接続する準備をしました。
んん、良さげですね^ ^
もうこの辺りからニヤケが止まりません笑笑
全ての配線が整いました。メーターパネルの下はこんな感じです。
見えている箱はATSのリレーボックスです。
継電器箱と言った方がカッコいいでしょうか?^ ^
カッコいいキハ58の運転台を作っているわけですからそのあたりも拘りたいですね^ ^
現在はこの他に制御箱が入っています。
そして、キハ58の模型が走り出しました^ ^
この箇体に変更してから約半年で仕上がりました、夏に一時中断したりもしましたので、本気でやれば1週間くらいで出来るのではないかと思います。
今の家に引っ越してきて初の箇体制作でしたが、やはりマンションの為騒音に配慮する必要があり、工作に時間を要した印象です。工作室のあるホームセンターが近くにあって、運ぶ手段のある方や戸建ての方はもっと早く出来るのではないかと思います。
хироは普通に都内のマンション暮らしで電車かバスのPASMOユーザーなので車なしですが、ここまで出来ました!
組み立てたり配線する事自体は全く大変ではありませんでしたが、特定の車種の部品を集める事と騒音なく部屋を汚さずに作業する方が余程大変でした。
紙ヤスリひとつ取っても、翌日にはマンションのエントランスに『騒音について』のお知らせが張り出されてしまったり(私とは限りませんが)意外と気を使うものです。
まだ完成ではありませんので、続きはありますが、箇体の大元は出来ましたので、アルバムのような記事とさせていただきました。
んー、感慨深いですね^ ^
それでは^ ^
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