切換コック
こんにちは😃хироです!
今日のお題はこちら!
切換コックです!
総括制御をする機関車に付いていますので、EF65PFやEF64などに付いています。
逆に総括制御を想定していないEF65の非貫通顔や66、81などには切換コックではなく締め切りコックというものがあります。
切換コックは1.2.3の位置があり、基本的に運転する側が1位置、反対側の運転台や、運転士が乗らない補機は両側とも2位置にします。
2位置だと釣り合い空気ダメと制御弁への連絡が絶たれてツリアイ管とブレーキ管は引き通しとなります。
また、ブレーキ弁ハンドルは自弁が重り、短弁が運転位置として基本的に抜き取っておきます。
3位置は、後押し補機や次機として運転士が乗務していても、ブレーキ操作をしない場合にこの位置にします。
この場合、ブレーキ弁ハンドルは自弁も単弁も運転位置に置いておくこととなります。
この機器は横川にある鉄道文化村でEF63の体験運転をすると実際に操作することができます^ ^
切換コックは電気接点もありますが、本来はブレーキ弁と制御弁を繋ぐ空制コックなので、とても硬く操作が大変です。
その為、パイプを差し込んでテコの原理で操作しやすくしたりしていました。
また、ATS-Pの電源もここから取っていますので、切換コックを1位置にするとATS-Pの電源も投入されます。
ATS-Sxの電源はATS切換スイッチと言うものが別にあり、そこから電源を切り替えています。電源というのは、イメージされる運転室内にある表示灯や警報器やチャイム、車上装置のほか、車上子の向きを切り替えています。
ATS-Sx型は線路の進行方向に対して中央より左側に設置されています。
それによって、単線区間でも上りと下りをわけています。
と言う事は、単行運転のできるキハ40や機関車は進行方向に対して一つづつ、合計二つの車上子があります。
因みにこのATS切換スイッチは、今出たキハ40など両運転台の車両には同じものがあり、基本的に2端側運転室にあります。
因みにEF63は機械室内にありました!
余談ですが、JR東日本のEF64.36.37.38.39.41.42は標識灯(テールライト)が外ハメ式に改造されていて、電球を外から交換できるようになっていますが、これはATS-Pの機器を搭載した為に室内から標識灯の交換ができなくなり、その為に外ハメ式に変更したそうです。
貨物の34や40、43、東海のユーロ釜の35は大型(内バメ)の標識灯でしたね^ ^
電気機関車はなかなか運転台を覗くチャンスはありませんが、逆にEF63があるぶん、やる気になれば転がしてみるチャンスは電車よりあるかもしれませんね^ ^
それでは^ ^
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