ワシ丸ドットコム!

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キハ58の模型を作りました^ ^

こんにちは😃хироです^ ^

さて、キハ58の運転台もそろそろ大詰めです!

今回は珍しく模型を作ってみました!

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この運転台は模型を運転したり、bveで遊べるように配線してあります。

模型運転時は速度計も振れます^ ^

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メーターパネルの車号がキハ58-151なので、私はずっとこの運転台はキハ58-151のものだと信じて疑いません。

勿論同じ車両の部品で統一なんてされてませんので、ブレーキ弁が特急用のME23ASで検査箇所が苗穂だとか、ATSの警報器が貨物列車の物(恐らくDE10あたり)だとか、全然気にしていません。

これは、私にとっては『キハ58-151の運転台』なのです^ ^

という事で、今回は模型もキハ58-151にしてみました。

調べてみると、同車は新製配置は新潟で、その後九州の直方、水戸、小牛田と渡り歩いたようです。

ネットを見ると、最後は東北地域色を纏っていたようです。

残念ながら私の地元の中央線を走る急行アルプスや八ヶ岳、少し足を伸ばして小海線などでは運用されていなかったようです。

まぁ、どうでもいいです^ ^

今の私はキハ58-151が好きなんですから笑

地元路線を走っていなくても十分すぎるご縁です^ ^

 

さて、今回加工したのはKATOのHOゲージです。

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これをこれから水戸色にしていきます。

水戸色は実際に見たことも乗ったこともありません。

なぜこの色かと言えば『垢抜けなくてダサいから』でした笑笑

Twitterでも何度もコメントしていますが、私はキハ58に乗ったことも見たこともありません。

大昔にたまたま安かったからと言う理由で、『キハ58』と言うビッグネームにつられてよくわからずにメーターパネルを買って、そこからマスコンを買って後に引けなくなってここまで発展しました笑

 

ですので、実際を知っている方に比べて、イメージだけで考えてしまう傾向が強く、どうしても最盛期にグリーン車を組んだ長編成で急行列車として非電化区間のエースをキメていた華やかな時代より。

国鉄末期から平成一桁代の、地方で余生を送っていて、地元の足として特に特別感のないいつもの列車として運行されている時代の方が印象的です。

まぁ、全てネットの妄想ですけどね笑笑

先日もYouTubeでキハ58の動画を見ていて、思ったより加速が鈍くてこれまたイメージをぶち壊されたところです😅
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そんなこんなで、まずは部品を丹念に取ります。

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やはりこの顔つきは惹かれますよね^ ^

大好きです^ ^

 

そして、IPA液のなかにドボンっ、Прощай(さよなら)

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IPA液はプラを痛めずに塗装だけ上手く剥がしてくれます!

ガソリン車用水抜き剤も同じ成分のものがあって、流用可能(むしろコレの方が安くて使っている人も多い)ですが、IPA成分99%以上のものでないと意味がありません、更に、私の感覚では大きな車屋さんでも添加剤や防腐剤入りのものばかりで、IPA成分99%以上のものは扱っていないところもあり、探すのが面倒です。

探し歩く手間と時間を私の給料で時給換算すればAmazonで買った方が圧倒的にコスパが良いので最近は初めて買う物以外はネットでの買い物が増えています。

今回は成分の99%以上のものをピックアップしてみました!

お試し用に小さなものもありますが、あまり値段が変わらないので1リットル買っておけば安心ですね^ ^

勿論小さいのもありますよ!

一度やってみてください!趣味の範囲がグググーーーっと広がることでしょう!

このIPA液は着火点が低いので、火気は超厳禁です!

ただ、温度は高い方が早く塗料に染みて剥がせます。

夏などは1日暑い部屋に放っぽっておけば十分ですが、冬はそうもいきません。

そこで私はコタツの上に置いています。

そうすれば3時間もあれば十分ハゲます!

※危険を伴います、あくまで常温以下で使ってください。

電子レンジや火にかけるのは絶対NGです!

 

使わなくなった歯ブラシで擦ると速攻で地が出てきますよ!

その間にクーラーの高さを調整します。

これは、準備工事がされていた初期車はクーラーが低いそうで、このモールドを削って調整できます^ ^

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実際に見ると印象として結構な違いです!
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うん、いい感じですね^ ^

 

車体が綺麗になったら、パーテーションラインを削って、細かい手摺りなどを付けて塗装します。

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うん、普通にかっこいいですね^ ^

色はGMカラーの湘南色と、白は自己調色です。

隠蔽力が強いタミヤのスーパーホワイトをベースにしています。

マスキングは完全に感覚でやりました笑笑

貼ってから切りました!

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これはテンション上がりますね^ ^

『垢抜けなくてダサい列車』にしたかったのに、これじゃレイアウトのアイドルです笑笑

やっぱり、いいデザインのものはどんなデザインでもそれなりにカッコよくなるんだなと考えさせられました😊✨

今後はカメラを仕込んでみたいと思っています^ ^

たまには珍しい事しましたね笑

 

あ、コントローラーなんかは自分でつくればいいと思いますよ^ ^

ワシ丸ドットコム!では過去にコントローラーも作っていますので、是非動画もご覧下さい!

 

それでは^ ^

 

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解析のカン

こんにちは😃хироです^ ^

 

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たまにご質問頂くことがあります。

それは、解析のカンです。

こればかりは数をこなさなければわかりません、経験的なものです…。笑笑

そんな曖昧で全く参考にならない上に答えになっていない事を私が言うと思いましたか?笑笑

思わなかった方はもう私の性格を理解しているようですね^ ^今後とも宜しくお願い致します!笑

そう思った方とはまだ信頼関係が出来ていませんね😓

YouTubeと言う基本的に一方通行なコンテンツですが、そう思った貴方とも良い信頼関係ができるようにもっともっと努力します!!!

 

さて、今回のお勧めはこちら!テスターです^ ^

部品を動かすのが趣味の方は是非お求めください^ ^

デジタルも良いものがたくさんありますが、電池がなくても電圧が測れるので私は断然アナログ推しです!

え?いつもYouTubeで見るхироが使ってるのと違うって?

私のは子供の頃自分でキットから作った年季ものです笑笑

 

さて、初めて見る電気の部品、勿論鉄道部品に限らず全てに共通して言えるのは、どこでどう使われていたものか調べることから始めます。

ワシ丸は基本的に鉄道とバスの部品を扱っていますので、今回はこの二つに絞ります。

 

バスは簡単です、基本的にDC24Vです。

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画像はバスの車内放送に使われていたテープデッキです。

私はそれ以外の電圧を要する部品に出会ったことがありません。

バス用でしたら24Vで動くように部品が合わせていますのでDC24V一択でほぼ間違いありません。

 

さて、問題は鉄道部品です。

ディーゼルカーは自己発電していますので、基本的にバスと同じDC24Vを使っています。

制御回路から電灯に至るまで基本的にDC24Vです。

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電車は少し複雑になります。

かつての国鉄車両は、制御回路などの低圧回路はDC100Vで、電灯や食堂車の汎用機器などがAC100Vを使っていました。

また、ACは整流の仕方によっては+-を自在に生み出せます。

その事から、制御カムモーターの制御にも使われています。

進め制御(進段)の時はプラス側に整流し、戻し制御(戻しノッチ)の時はマイナス側に整流すれば、モーターをどちら向きにも制御できるという仕組みです!

最近の車両はATS-PATCの回路にDC24Vを使っています。

その証拠に現示ベルはDC24Vですね!

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また、私鉄になると設計思想や構造も変わってきて、電車でも24V電源の車両も存在します。

基盤の中身は3.3-5Vまで低い電圧から小さなICなのに高い電圧まで対応している部品まで存在していて要注意だったりします。

 

また、SLの部品は蒸気タービンで発電する関係で32Vという珍しい電圧を使っています。

 

だいぶザックリですが、基礎知識としてなんとなくこの感覚を持っていれば何とかなります!

 

さて、それでは全然どの車両のどこで使われていたかわからない部品が来たらどうでしょう?

まずは書いてあるものを探します。

それは名盤であったり、シールであったり、線番号であったり、兎に角情報を集めます。

それでもわからなければ、兎に角内部の部品を手当たり次第見ては型番から定格を調べて見当をつけます。

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そこで見つけた情報を総合してこれが何の部品なのか、どう使われていたのかをつなぎ合わせていきます。

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ここまで来れば、大体何Vなのかなんとなくわかります。

次に、線のカラーをよく見ます。

 

鉄道車両の配線の多くは被覆は黒で線番号で管理されています。

しかし、基盤の中は意外とカラフルな場合が多いです。

特に最近のJRや私鉄の部品内部はかなり多くの色に彩られています。

逆にバスはカラーわけされていてわかりやすいですし、あくまで自動車なので、車の規格に合ったカラーになっている場合が多く調べるのも容易です。

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お知り合いに自動車整備士の方がいれば、大体電源なのか、スピーカーなのかくらいは色で教えて貰えるはずです!

 

基本的に、黒はグランドです。マイナスを繋ぎます。

青や赤は電源になっている場合が多いです。

また、車の配線は車体アースと言って、車体の金属部分を使って電気を返しています。

その為、帰化電流と言って、プラス側で消費し切った電力の残りのほとんど力のない部分がバッテリーのマイナスへよろよろ帰っていく、そんなイメージです。

鉄道の線路は触っても怪我をするような感電はしませんよね?それと同じ原理です。

ただ、最近のバス車体は絶縁性の高い素材を使っていたり、FRP製の外板を持つものや、内装も金属剥き出しより乗用車のような合皮素材の車両も増えてきたので、車体アースではなく、アース線を設けて電源へ帰化電流を流しているようです。

 

あとは、その先の回路を追って行って、どこの機器にぶつかるかを丁寧に見ていきます。

変圧器やリレーのコイル側に当たればラッキーです!定格が書いてある場合が殆どです!

あとはそこから、それが何の線かは大体の見当がつきますね^ ^

 

以上はあくまで私のやり方ですが、これの繰り返しをして機器の解析をしていきます。

その中で、テスターを使ってどこの線と繋がっているかを入念に調べます。

思うように動かない時は、どこまで電流が流れているかを調べるのにもテスターを使います。

 

私も大体の感覚でイチかバチか通電する時もありますが、ほとんど運任せになりますので、それなら焦らず自分である程度わかるだけの数をこなしてからか、せめて修理ができるようになってからやるべきです。

鉄道部品に使われている部品は、たとえネジ一つでもメーカーは個人には絶対売ってくれません。

私も何度となく様々なメーカーに問い合わせましたが、鉄道部品となるとどのメーカーも売ってくれないどころか何も情報はくれませんでした。

年々厳しくなり商品名すら『お答えできません』と答えてくれないメーカーもざらです。

要するに、個人には売る気がないのです。

 

こういう点からも、稼働する鉄道車両の部品が個人宅にあるだけで既に奇跡なのです!

はやる気持ちはわかりますが、確信のない通電は取り返しのつかない結果を常に生みます。

もしものときに自分自身と部品にせめてもの言い訳ができる程度は調べてから通電を試すのを強くお勧めします^ ^

あ、因み私は区名札とかサボ、幕のフィルムなどの類は完全にノータッチなので、本物か偽物かの見分けは全くつきません。

ごく稀に、本物か見て欲しいと画像とメッセージを頂きますが、骨董品的なものというか、本物か偽物か的な要素のあるものはまったく知識がありませんので一緒に考えるのが精一杯です💦

もちろん、公に公開されていない個人の方のコレクションを見せて頂いて、同じ趣味の方と楽しい時間を共有出来るのは部品鉄として幸せな事ですが、私はあくまで動く部品が専門で特化していますので

何に使っていたものなのか教えて頂かないと見ただけで『こっ、これは!!!』とはなりません😭

あと、配線の切った先端と基盤の画像だけ送られてもサッパリわかりません😅

基本的に質問にはお応えする方針ですが、自己責任で作業される方へ全く無責任なアドバイス程度にお考え頂ければと思います^ ^

あくまで私個人の勝手な仲間意識と親切心で情報は公開していますので😆👍✨

それでは^ ^

 

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#鉄道部品#自宅運転台#部品連動#部品解析#鉄道廃品#電子工作#バス部品

 

昨日の信鈴を磨いてみました!

こんにちは😃хироです^ ^

 

昨日の記事とYouTubehttps://youtu.be/IT2Uwb5Dgi0に出ていた名鉄の信鈴ベルを磨いてみました!

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買って、届いた時はこの状態ですね^ ^

さて、今日もブルーマジックで磨いていきます!

ブルーマジックは研磨剤ですが、メッキを磨いても一発で禿げた試しがありませんので私からは絶大な信頼を得ています笑

ブルーマジックと言えば、私がこの研磨剤と出会ったのは大昔にバスの運転士をやっていた頃

私の師匠は厳格な?ピカール信者で、私も師匠を見習ってピカールでホイールを磨いていましたが、ある時、待機中に他社の運転士さんがブルーマジックを使っているのを見掛けて話し掛けたところ少し分けてくれて実際に使ってみました。

 

毎日かなり時間をかけてこだわって磨いていたはずのホイールが真っ黒になって、ふきあげると鏡のようになっていて痛く感動したのを覚えています。

それ以来私はブルーマジック派になりましたw

 

確かあれは、信南交通の運転士さんだったはず。

師匠にその話をすると『あ〜、信南さんって特別綺麗に乗ってるよな〜、あの距離走る高速車でそこらの観光より綺麗に乗ってんだから、信南さんの貸切の綺麗さなんてとんでもないだろ笑笑』と言っていました^ ^

勿論、私のいた営業所にもブルーマジック使ってる人は居ましたし、信南さんバリにピカピカな観光バスも沢山いました。

しかし、長野県の信南交通さんのバスは確かにこの辺りの有名どころでは群を抜いてよく整備されていますね^ ^

お師匠さん曰く、上に立ってる偉い運転士さんが立派な方なんだろうと言っていました。私もそうだと思います!

首都圏の大手ならJRバスや神奈中観光さんも相当な光沢だと思いますけどね笑

JRバスはJRバステックという専門業者が洗車からワックス掛け、給油や入出庫まで全てやっていますので気合が違いますね汗

因みに神奈中観光ピカールが会社から支給されていて、ブルーマジックは運転士の自前だそうです。

神奈中観光の運転士さんもポリシーを持った立派な方ばかりなイメージです!

仕事で絡んだこともありますが、全てにおいて適当や中途半端を許さない個人個人の高い意識とステータスをヒシヒシと感じました、そして、それを当然のように実行し続ける人達です。

バス業界で『超一流』という会社があるならそれは間違いなく神奈中観光バスでしょう!

私が若い頃師匠に言われたのが、観光バスの運転士で一番腕がいいのは神奈中の運転士だから、この世界で本気で生きていくつもりがあるなら、一度は神奈中へ行って修行してくると、どこでも通用すると言われたことがあります。

そのくらい神奈中の観光バスと言うのは他社から一目も二目も置かれている存在という事です。

 

あれこそ『観光バスの運転士さん』なんでしょうね。見習うべき所が多すぎてどこから見習うべきかわからなくなるくらいです(>_<)

 

さてさて、話が盛り上がっているうちに名鉄の信鈴が磨き上がりましたよ^ ^

before

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after

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如何でしょうか?

 

作業時間は10分程度です。

1時間も磨いていればもっと綺麗になるかもしれませんね^ ^

年末年始のお掃除にもブルーマジック如何でしょうか?

鏡やガラスもこれでウロコが落ちますし、意外と万能ですよ^ ^

是非お求め下さい!

それでは^ ^

 

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名鉄の信鈴

こんにちは!хироです^ ^

更新滞ってしまいました💦

最近手広くやっているものでなかなか時間が取れませんでした😕

毎日更新するように心掛けます😅💦

 

さて、名鉄の信鈴を買いました!

YouTubeの動画はこちらです。

https://youtu.be/IT2Uwb5Dgi0

 

電鈴(デンレイ)と言う方も居ますが、名鉄では信鈴(シンリン)と言うようです。

※シンレイだったらごめんなさい💦正しい読み方ご存知の方はTwitterで教えて頂けるとありがたいです💦https://twitter.com/washimarucom

 

乗務員間の合図に使う機器ですね^ ^

 

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YouTubeのNo.35名古屋鉄道の信鈴スイッチと信鈴キーを配線してみた!https://youtu.be/VcJAnMJXjPk

と言う動画の中で、スイッチに関してはみーくん♂が解説しています。

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詳しい配線方法は動画の方も合わせてご覧下さい。

 

さて、このNo.35の動画の中ではDC24Vを使って現示ベルを鳴動させていますが、今回は純正の信鈴が手に入りました!

回路としては、現示ベルを信鈴に置き換えて、電源を100Vに変えるだけです。

更に!信鈴はコイルで鉄心が跳ね上がるだけなので交流100Vでもいけます!

勿論直流でも使えますよ^ ^

※恐らく正規の設計はDC100Vと思われます。

交流だと案の定音が若干弱い気がしました。

 

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信鈴には向きがあります、コイルの電流が絶たれると鉄心が重力により落下して次の鳴動に備えるので、この向きで設置してください。

DAIKOと書いてある部分が下にきます。

裏から見てみましょう

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裏から見るとこの向きです。

心棒がここまで下がっていて、一気にコイルに引き寄せられてその勢いでお椀の部分にぶつかって鳴動する仕組みです^ ^

 

端子が二つ両側に見えますが、極性(+-)は特にありませんのでどちらに繋いでも大丈夫です^ ^

 

さて、この端子を留めているナットですが、取り付け外しにはボックスドライバーを使います!

私もAmazonでこれと同じものを買って愛用していますが、一つあると他の部品にも使えて非常に便利です^ ^

ご近所のホームセンターでもありますが、ワシ丸で買っていただけると私たちのモチベーションに繋がりますのでお求めの際は是非こちらからお願いします🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

さて、このボックスドライバーを使って配線をするメリットとして、やはりナットの角を傷つけないと言うことと、適切なトルクが得られる、作業がし易いという事でしょうか。

私хироもペンチで無理矢理取っている時期がありましたが、やはりナットが痛んでいかにも素人が外しましたと言う惨状でした…。

部品鉄としては、こう言った部分も大切にしたいものですね^ ^

 

それでは^ ^

 

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手歯止め使用中札

こんばんは!хироです!

今日のお題はこちら!

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手歯止め使用中札です!

 

手歯止め『テバドメ』と読みます。

これは、車両を留置するときに流転(るてん)を防止する為に車輪に設置する三角形の器具です。

これも奥が深い世界で、かなり種類があります。

まずJRや国鉄では金属製のものを使っています。

これは、車両が流転したり逸走(いっそう)してしまうくらいなら脱線させた方がマシ!と言う考え方です。

私鉄では木製やFRPのものを使っているところもあります。

これは、脱線するくらいなら手歯止めが壊れた方がマシ!と言う考え方です。

いずれも車輪に介在するものがあれば基本的に動きません。

問題は運転士が取り外しを忘れてノッチを入れたときにどっちの考え方かと言う事でしょう。

 

私鉄だと線路の脇が住宅でそれをかすめるように列車が走っていたりもしますので、確かに脱線した方が被害は甚大かもしれませんね😓

脱線させれば安全、確かに隣接する鉄道の安全は保たれますが、住んでいる人の安全は究極に脅かさる結果となりそうです😅

さて、この手歯止めですが、手歯止め、輪止め、車輪止め、スコッチ、ハンドスコッチなどと言い方は様々です。

バスではバンコなどと言ったりします。

хироのバスのお師匠さんがバンコと昔から言いますので、鉄道のお仕事を始めてからもどうもこの手歯止めをバンコと言ってしまいます。

手歯止めを設置することを

手歯止めやった?と現場で話しますが、不意にバンコやってありますから😃✨とか言って相手の頭にハテナマークがつく事がたまにあります笑

さて、他にも駅などに留置するのが所定な行路などは、車両に搭載されているものではなく留置箇所に棒の付いたものが準備してあったりします!

面白いのは、様々な区所の車両を留置する場合などは区所毎に並べて置いてあったりします😅

その場合、自分の区所の名前が書いてある手歯止めを使用する事になります。

また、手歯止めとは言えませんが、逸走車両を止めるためのヘムシューと言うものもあります。

よく貨物のヤードがあるような駅で見かけますが、あれで電車や機関車を止めるのは無理だと思います😅

精々2軸貨車が構内で動いているのを止める程度だと思います。

突放をやっていた時代に使っているのを見た事があると言う話を聞いた事がありますが、残念ながらхироは貨物駅の操車係の経験はありませんので触った事はありません😅

そもそも今手旗やれと言われて振れるかどうか🤔

何か危ない事あったら赤旗を一生懸命振る程度にしておきます💦

 

次は手歯止めを設置する時期ですが、基本的に車両を車庫などで留置したり、事故などで止まった時に降りて処置をする時に使います。

手順としては各社各区所によって差はありますが

概ね以下の通りです。

まず止まったらブレーキを規定の圧力まで掛けます。

マスコンキーや逆転ハンドルを抜きます。

ブレーキハンドルが抜ける車両なら抜ける位置にします。

手ブレーキを巻いたり留置ブレーキのスイッチを扱います。

手ブレーキ使用中などの札を運転台に掲出します。

次に手歯止めを持って降ります。

基本的に運転台の真下の車輪に抱き合わせと言って向かい合う形で設置します。

運転台に戻って手歯止め使用中札を掲出します。

 

あとは留置ならスイッチ整備したり車内点検をしてパンを下ろしてバッテリー切って鎖錠して帰ります笑

事故ならこの手配が済み次第現場の確認や車両の点検をします。

 

逆にこの使用中札を撤去するのは

まず、手歯止めを撤去した後になります。

逆の手順ですね^ ^

使用中札は、使っているのを失念しないためのものであり、他の乗務員に知らせるものでもあるので手歯止めがある時は必ず掲出するようにします。

何となく運転台で見かけるあの札も結構奥が深いですね^ ^

それでは^ ^

 

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キハのドアエンジンの話

こんにちは!

今日は少し話から外れてキハのドアエンジンのお話しです。

 

国鉄気動車

一般型、急行型、特急型と大別できます。

ドアエンジンはそれぞれ異なっていて、電車とは全然違うものとして切り離して考える必要がありそうです。

なので、今日は鉄道部品や車両と言うより

国鉄気動車のお話に頭を切り替えておいて下さいね^ ^

そう!皆さんの頭は今この状態です笑

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さて、昭和35年ごろにタイムスリップしましょう!

話を戻します。

国鉄気動車

キハ20などの一般型気動車

キハ58などの急行型気動車

キハ82などの特急型気動車

に分けられます。

昨日の記事にもありましたが、この頃はまだまだ旧型客車の列車も多く、乗客はドアを手で開けて乗降していました。

文化的に、鉄道に乗る時はドアは手で開けるものと言う感覚だったようです。

 

さて、旧客の列車が発車すると、車掌さんは車内巡視に出かけます。その時に、デッキのドアを閉めて回ったそうです。

 

この閉める動作を自動にして、車掌が意図しない時はドアを開けられないようにしたのが一般型のタイプでした。

一般型のドアエンジンは、自動で閉まりますが自動で開けることはできませんでした。

感覚的には今の115系の半自動と同じです。

駅に着いてステップ灯が点灯すると、ドアを開けられる合図だったようです。

 

次に急行型です。

急行型は開閉は自動でしたが、開けている状態の時は手動で閉められたそうです。

これは、寒冷地で長時間停車している時にデッキの保温の為であったそうです。

 

そして特急型、

こちらは開閉共に自動でした。

ただ、私の持っている資料を見る限り、どの車両でも車掌スイッチには常に蓄電池から直接給電されていて、どの車掌スイッチを操作してもドアは開閉出来たようです。

もちろん切換スイッチの位置も無関係です。

 

この辺りが気動車の面白いところですね^ ^

 

それでは^ ^

 

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メトロのマスコンキー

こんにちは!хироです^ ^

今日はメトロのマスコンキーです。

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メトロのマスコンキーはご覧のように通常のものと比べて少し長くなっています。

乗り入れ車でマイクロスイッチを切り替える為にキーの部分が少し長くなっているようです。

私が知る限り、営団6000系の他に103系ATC車や横須賀線113系常磐線415系などに使われていたMC54B型主幹制御器や小田急1000系のマスコンで使えることは確認してあります。

その他の車両に入るかはごめんなさいわかりません汗

他の車両はどうでしょう?

メトロ乗り入れの私鉄やメトロ線内のみの02系などもこのキーなのでしょうか?ご存知の方はご教示ください^ ^

 

キー自体は他に特徴もなく恐らく錆も浮いている点から鉄製だと思われます。

私はネットオークションで4万円前後で買ったのですが、私鉄系のキーは年々値上がりしていて、逆に普通のタイプは据え置きか値下がりしていると言ったイメージです。

下画像の通常タイプのマスコンキーは長く1万円前後と相場が決まっていましたが、最近は状態の悪いものは6000円台でも入手可能となってきました。

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要因として、マスコンそのものが値上がりしたり、そもそも流通量が減って、キーだけ持っていても意味がなくなったのであまり買われなくなったのではないかと思います。

国鉄時代は私物のキーを売ってくれるお店があったり、先輩や職場から貰う事もあったようですが、今ではあり得ないですね…。

下手に持ち歩いていると、キー自体を不正に入手したのではないかとか、どこかを勝手に開けて悪事を働いているのではないかと、痛くもない腹を探られてお互いに嫌な思いをする羽目になりそうです。

キーやハンドル類はオウチの中だけで楽しんだ方が無難そうです😅

 

因みにメトロキー、現行のものは肢の部分にメトロのロゴが入っていました。地下鉄の入り口に貼ってあるアレですね^ ^

 

それでは!

 

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