DC100Vを作ろう! 変圧器
こんにちは😃хироです!
ちょっと間が空いてしまいました💦
さて、以前から多くご質問やリクエストを頂くことの多いAC100VからDC100Vへの変換方法ですが、私はトランスを使って変圧をしてから整流し、コンデンサで平滑して使っています。
動画はこちらです^ ^
これをご覧の多くの人が『なんじゃそりゃ(^-^;』となっているでしょう笑
私もこれはぶつかった壁の一つでした!
誰かに聞いても漠然とした回答しか返ってこないんですよね(^-^;
わかります!хироもみーくん♂も、どんな質問が来てもわかる範囲で可能な限りお答えするようにしていますので、ACって?と言うような簡単な質問も大歓迎です^ ^
皆様の楽しい趣味を仲間としてお手伝い出来ればと考えてやっていますので何でも気軽に聞いてみてください!
さて、まず皆さんが動かしたい部品は何でしょう?放送機器でしょうか?それともATSの警報器でしょうか?ブザーも鳴らしたいですね^ ^
どんなものでも大丈夫ですが、鉄道部品と呼ばれるジャンルの多くの運転台機器は直流100Vです。
バッテリー電圧がDC100Vですので、架線停電時やパンタを降ろして時も使えるようにしてあったり、万が一漏電しても乗務員が死なないようにしてあります。
理由はたくさんあるのでしょうが、基本的に家庭用コンセントと同じAC100Vで動くものは精々灯具や一部の表示灯、方向幕程度でしょうか。
多くの機器を実際に動かす為にはDC100Vが無いと動作確認すらできません。
ではどうやって作りましょうか?
難しい交流の話や計算式はまた後日として、今日はひとまず繋げば動くようにします^ ^
あ、でも今回は大きな電流を扱いますので、もしもトラブルやアクシデントがあっても本当にマジで感知しませんのでそれだけはご了承下さい(^-^;
質問は受け付けますので完璧に理解してやって下さい!
さて、必要な材料は
コンセント、
ケーブル、
トランス、
ダイオードブリッジ、
電解コンデンサー、
ヒューズ(ノーヒューズブレーカー)
これだけです!
遠方の方も探しやすいようにとAmazonのリンクをいつも探していますが流石にトランスはないようです💦
秋葉原の東栄電機さんというトランス屋さんでいつも仕入れています。
店舗の方もとても気さくかつ親身に最適なトランスを教えて下さりますよ^ ^
あとはお気に入りのケースや万能基板があると、便利ですね^ ^
ところで以前からお勧めしています圧着工具はお求めになりましたか?
まだお持ちでなければぜひこの機会にどうぞ!
貴方が電子工作を始めるキッカケになれば幸いです^ ^
хироはもうら10年来の付き合いです!
ところで、電源装置を以前依頼されて作った時は秋葉原で金属製のケースを買ってきてスイッチを付けたりしてカッコよく仕上げたものです^ ^
さて、回路図です。
赤字は交流です、黒字から直流(含む全波整流)になります。
とても簡単ですね^ ^
各機器の詳細は次回から一つづつ丁寧に見ていくとして、今日は概要を説明します。
トランス
変圧器と言われます。交流は最大値と実効値という2つの値があり、私達がAC100Vと言うのは実効値と言われる実際に使える正味電圧のことです。
電圧自体は141.4Vの最大値まで上がって反転します。
これを1秒間に60回繰り返しているものが60Hzと言われる周波数です。
このトランスを使って電圧を少し下げています。
抵抗では損失が多い上、これだけの大電流に耐えられる抵抗はなかなか大掛かりなものです(^-^;
ここは大人しくトランスで変圧しましょう!
ダイオードブリッジ
トランスで変圧したら次は波形を直流に近くします!
直流は一定の電圧である必要がありますが、まだこの段階では脈を打っています。
この画像の左側はトランスから出たばかりの交流波形、右側は全波形(プルウェーブ)と言う整流した後の状態です。
これだとまだダメです。
電解コンデンサーは使用電圧の約3倍以上の耐圧のものを選んでください。
私は450V100μFのものをよく使っています。
理由は入手しやすく値段も手頃で性能に問題がないからです。
電解コンデンサを通った後は、殆ど波のない綺麗な直流になっていますよ^ ^
使用電力の大きな機器や複数機器を使う場合はトランスの容量を大きくしたり、電解コンデンサーを並列にしたりそもそも容量の大きなものを使えばいいと思います^ ^
各機器の詳細は次回以降じっくり見ていこうと思います!
それでは^ ^
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