ワシ丸ドットコム!

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自宅運転台の雑記 土台の話

こんにちは!хироです^ ^

 

自宅運転台を作りたい!ワシ丸ドットコム!をご覧の方でそう思っている方は多いのではないでしょうか?実際に私хироのところへ質問やコメントを下さる方でもお話を伺っている方もいらっしゃいますし、仮に今作るつもりがなくてもいつかは!とお考えの方も多いのではないでしょうか?

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かく言う私も最初は手探りでした。そもそもが鉄分が全く無かったхироでしたので、他に作っている方の存在も知りませんでしたし、当時は恐らく発信している方はほぼ居なかったのではないでしょうか?

少なくとも私は感知していませんでしたので本当に完全オリジナルで教えてくれる人も聞ける人もなく、お手本になるブログやSNSもない中、自力でやり始めて今に至ります。

一からやると大変なのは知っているので、私のノウハウはドンドン発信しますのでぜひ参考にして納得のいく良いものを作ってくださいね^ ^

 

さて、そもそもхироは学生時代鉄道と全く無関係のサークルの幹部でした。

その中で、たまたまご縁あって私のサークルと鉄研さんと繋がりができて、4年生で世代交代をした時に鉄研さんに出向という形でお世話になり、ひょんな事から携帯の充電器を修理して、色々なものを治しているうちに学園祭向けに模型の制御ができる運転台を作ろう!とプロジェクトが組まれたのが始まりでした。

その時から後輩のみーくん♂と運転台を組んでいました。

※私もみーくん♂もド文系の学部卒です笑

 

当時ヤフオクで7000円くらいの朽ちたマスコンにクレ556を吹きながらなんとか動くようにして、手探りで回路を考えて、なんとか模型の103系電車が鉄研さんのレイアウトで動くようにしました^ ^

回路も死ぬほど簡単なトランジスタコントローラーを万能基板に組んでいました。

ブレッドボードも持っていなかったので常にぶっつけ本番の状態です(^^;)

ブレーキ弁は木箱に金属の棒をつけた粗末なものでしたが、一応メーターパネルは表示灯や圧力計も付いているものでしたよ!勿論速度計も動きますし、車両の速度と電圧を実測して調整をしました。

電源もパンタ上げを押して架線電圧計を立ち上げたり、ATS(実はATCも準備工事してありました!)も搭載してあり、ロングと直下の動作を擬似的に再現、レイアウトの信号もみーくん♂と徹夜で整備して、プロの鉄道屋になった今考えてもかなりリアルなものを作りました!

飽き性の私が延々と遊べるレベルに面白かったですね^ ^

学祭本番は見せ場なので鉄研さんのプロパーの方にお任せして(担当者は偶然にも私のサークルと鉄研を兼部している方でしたが)自分のサークルの手伝いをしつつナンパに明け暮れていました笑笑

 

そういえばその頃はまだまだ国鉄型の車両が走ってましたね。立川へ行けばスカ色の115系も普通に居ましたし、武蔵野線103系が居たように思います。(違ったらすいません汗

山手線はE231でしたし、良い時代でしたね^ ^

中央線は201系居ましたっけ?意識して見ていなかったので全然わかりません笑笑

とにかく115系はまだ居ました!

当時の私は小田急ロマンスカーロマンスカーの種類は車内でオレンジシャーベットが買えるVSE以外知りませんでした😅)とスーパーあずさ以外の電車は全部同じと思っていたと言うか全然興味がなかったのが惜しまれます…。

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特急ロマンスカー懐かしいですね^ ^

これの展望席は多摩民の憧れです^ ^

 

その後、自分用にbve対応の115系運転台を作り、自宅運転台を作ると言う趣味に目覚めました。

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この木組みの仮の感じは今でも私をワクワクさせます^ ^

まさかその10年後に本物の列車のハンドルを握るとはその時は思ってもみなかったです笑

 

さて、前置きが長くなりましたが、自宅運転台を作ろう!と考えた時に、まず気になるのがサイズではないでしょうか?

サイズは一度広げ始めるとどんどん大きくなってしまうものなので、規格を決めてその範囲に収まるように進めた方が合理的で、配線をして準備をするなどの事前作業がし易いです。

本当は部品が全て揃ってから設計をした方が綺麗に仕上がるのですが、先走って作りたくなるのが悪い癖です😓

私の場合は、ワシ規格と自称する私なりの規格がいくつかあります。

これは実際の接続がわかっていない配線などに番号を振る時も規格があるので、少し経ってすっかり回路を忘れてから作業再開する時も分かりやすくて便利です!

その中に、運転台のベースは910×450で両側は12mm厚の板を外側に張り出し前後は板の上に乗せて処理をすると言う土台の規格があります。

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そもそも910とはコンパネの横幅のサイズであり、910×1820のコンパネをホームセンターで買った時に素直に450で切って貰えばベースになると言うものです。

箇体の高さはマスコンの大きさやメーターの高さ、例えばキハ58のように車体の構体に入り込んでいるなら高くなりますし、

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115などのようにメーターパネルを上に乗せるタイプなら低くなります。

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マスコンの高さが低い103系などはさらに低くできますね^ ^

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ただ、あまり気合いを入れて低くしすぎると、今度は椅子の高さが合わなくなってしまいます。

そこの加減はどの椅子を使うのか、将来的にどうしたいのかを決めてセンスで作業する必要があります。

実際、103系は壁も作りたかったので運ぶ時のことを考えて高運転台仕様なのにあえて低くしましたが、タイフォンペダルを付けると恐らくかなり窮屈に感じるはずです。

ここのデフォルトが一番センスを問われる部分ではないかと思います。

因みにEF64の運転台は規格外の為5分割のブロックの部品を作り、それをボルトで固定しています。

ブレーキ弁、速度計、メーターパネル、スイッチ板、マスコンの5ユニットです。

マスコンの下にはカムを自作して入れてあります。

勿論13段ありますよ^ ^

 

機関車の部品はとにかく重いので一つにしてしまうと強度の問題と運ぶ時の問題が大きく、この方法が最も良いと今でも思っています。

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画像にはありませんが、EF64はメーターパネルがEL板になっている仕様もあるので、それに付け替えるのもユニットにしておけば簡単です。

計器の接続はお得意の『ワシ規格』でカプラーを付け替えるだけです^ ^

因みにEL板の方は電暖表示灯のない貨物機仕様としてあります。

 

話は戻りますがこのようにすれば、高さ調整のオーダーはワンカットで済むので合理的と言うわけです。

実車の幅は貫通顔で1080程度ありますが、実際に組んで運転台の前に座るとワシ規格でもそれほど気になるサイズではありません。

165系115系初期車の右側にある電話機や115のATS-Ps表示器などは少し取り回しに工夫が必要かもしれませんが、大した問題ではないように思いますし、ピッタリ同じものを作りたいのなら設計図通りやればいいと思います。

 

移動用に30kg耐圧のキャスターを付けると便利です!

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ただ、あくまで移動用の為、移動が済んだら木材などの上に載せておく方が優しいかもしれませんね^ ^

 

思っている以上に重くなるのが自宅運転台です。

私は軽量化に力を入れています!

お金を掛けて金属で良いものを作っても、人間の力で持ち上がらないのであれば家に持ち帰れません。

また、大きな物を作ってしまうと、貸し出したり引っ越しや売却するときに家から出れなくなってしまいます。

私は賃貸マンション住まいなので、いずれは引っ越す必要がありますのでこの点は熟考しています。

その中で、ワシ規格の910×450が日本の一般家庭では限界ではないかと考えています。

 

重量ですが、今の家はマンションなので今のところ問題ありませんが、前に住んでいたアパートは床が明らかにたわんでいました…

畳の部屋に運んだ事もありますが、車輪が畳にめりこんでとんでもないことになっていました…。

ドンドン車輪が畳に沈んでいく光景は恐怖でしたね(^^;)

 

アパートの床がたわんだ時は脚台付きブレーキ弁と運転台が4台でその状況でした

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この右側にEF64があり、背後の部屋に作りかけの115-300がありました。

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賃貸住宅であれば契約条項にピアノや重量のあるものの持ち込みやそれによる損傷は現状回復してもらいます。と書いてあると思います。

バンバン重い鉄道部品を買って部屋に運び込んで床が抜けたら大変です(^^;)

床が抜けたら保険は降りないと明言されています😱😱😱

そこで、床に掛かる重さを分散させる必要があります。

その為にもコンパネをもう一枚用意してその上に木材を置いて運転台を置けば、ひとまずタイヤの設置面だけに重さが掛かるのは回避できます。

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置き場はこんな感じでしょうか^ ^

先程木の上に載せると安心と書きましたが、このコンパネの両側にある木の柱で運転台を支えるようになります。

その為、土台の木は一本で左右に貫通している必要があります。

壁もぶつけたりで傷になりやすいので、コンパネやダンボールがあると安心です。

このように以外と忘れがちな配慮も必要になってしまうのがこの趣味だと思います。

没頭して興奮しているうちは意外と気付きませんが、原状回復で運転台より高い金を取られないためにも冷静な思考が必要になってきます。

長くなりましたが、皆様の運転台ライフがトラブルなくより良いものとなりますように^ ^

 

それでは^ ^

 

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