運転台を作る為の電材
こんにちは😃хироです!
今日は運転台を作ることを前提とした鉄道部品に使う電材の話です!
と言いますのも、部品を集めて実際に動かしたり、ましてや運転台を作ろうとなると、コツコツその都度材料や工具を買い揃えるのは非常に非効率です!
そして、つぎはぎだらけになって結局作り直しになってしまうパターンがあると思います。
私のキハ58運転台や、今は再建前提で解体済みの165系乗務員室が良い例です。
画像はキハ58運転台の第1形態ですw
部品を集めてとにかくカタチにしたい!と言う強すぎる思いで組んでみましたが、結局部分的にしか動かず、連動させようにも部品ごとに電源込みの回路が既に組んであるものが箱になっただけでしたので、それっぽく動くようにはしましたが内部でタコ足配線をしていると言う、今見れば『何やってんだよ』と低い声が出そうな代物でした😅
お陰で内部の電源はバス用機器やその他の運転台に転配しましたが、結局部品だけそっくり再利用して作り直しました。
何度もご覧頂いているショットですが、どう考えてもこっちの方がいいですね😃👍
これなら一つの電源から全て賄っていますので、配線もまとまりますし、基本的に実車と同じ線番号を振ってありますので、存在する番号であれば実車のキハ58のツナギ図を見ればわかるようになっています!
勿論ATSや運転台から先の模型やBVEに繋ぐ部分は既にご紹介した通り私が設計しましたが、それほど難しくない筈です!
少なくとも、私の動画やブログをご覧になって何となく理解できている方であれば問題なく同じ物を作れるレベルですので、是非色々試して頂ければと思います。
さて、肝心の材料のお話しですが、最近はブログや動画も随分数が増えてきて『過去から漁ってください!』は乱暴だな😓と感じています。
そこで、今一度私が運転台を組んだ時に先に買っておくべきだったものをこちらで紹介したいと思います。
まずは工具です!
ドライバーやペンチなどは皆さんお持ちですよね?
使い慣れた物をそのままお使い下さい!
国鉄やJRの部品を集めているのか、はたまた私鉄モノなのか、いやいや完全に自作なのかによって必要な物は変わってきますが、今回はネットオークションや部品店で買えるような部品を集めてそろそろ動かしたいなと言う方を対象とします。
勿論それ以外の方もご覧ください^ ^
まず、この圧着工具は必ず買ってください!
動画内でも頻繁に出てくるロブスターです!
鉄道部品にせよバス部品にせよ必ず使います!
『カシメ』と言って、圧着端子やスリーブなどの電材を電線に取り付けるときに多用します!
持ってない方は是非今日買ってください!後悔はしない筈です!さぁポチりましょうw
次にワイヤーストリッパーです!
細いケーブルであれば、あれば便利程度かもしれませんが、これが鉄道車両用の配線を剥くにはあってよかったと絶対感じる筈です。
私はYouTubeを始めてこれを買いましたが、それ以前はペンチで頑張っていました。
かなりの数の被覆剥きがありますので、半日もやれば手に豆ができたり、切れたりします。
仕上がりの綺麗さも全然違います!
これもポチりましょうw
あとは、ボックスドライバーがあると便利です!
コレは小さなナットを取り付けるためのドライバーです。
私鉄型やBZ3ブザーなどへの配線などはコレが必要になります!
ナットで圧着端子が固定されている部品がまだお手元にない方は今すぐポチる必要はなさそうですが、このワンセットあれば一生モノですよ^ ^
ひとまず、ドライバーとペンチ、ニッパーはあるとしてこの三つを追加すれば怖い物はほとんどありません!さぁポチりましょうwww
次に電材です。
電線は何を使っていますか?
実際の鉄道車両は回路や機器によって配線の太さは違いますが、運転台周りはこのMLFCと言う配線が使われています。
値段しますが200mです!
モノによりますが、保安装置フルに付けた運転台を作るとこれで少し余る程度は使ってしまいます。
私も結構無駄のない配線を心掛けてはいますが、それでも使ってしまいました😓
恐るべし鉄道車両。。。
コレを繋げるには圧着をします!
基本的に配線は一本で引きますが、買ってきた部品に線番号の付いている配線が結構な長さ残っていてコレも温存したい!
となると、先程のワイヤーストリッパーで被覆を剥いて、この圧着スリーブを取り付けて、ロブスターで圧着します!
更に、このままでは絶縁出来ていないので、自己融着テープで絶縁します!
コレで一通りは配線が出来る様になります^ ^
あとは、各機器に接続するには圧着端子を使います。
コレは機器により種類が異なります。
スイッチなどは4mm
を使います。
材料だけでも集めるのに一苦労ですが、先行投資ですのでここはきちんとした物も用意して部品を迎えたいところですね^ ^
それでは^ ^
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車掌スイッチ『閉』失念防止器
こんにちは😃хироです!
今日のお題はこちら!
正式名称がよくわからない機器ですw
基本的に鳴らさない事が前提の機器です。
車掌スイッチ『閉』失念防止器とテプラが貼ってありましたので、恐らくそう言う名称なのでしょう汗
対応する動画はこちらです。
後付けの機器ですね。
鉄道の歴史は事故の歴史とも言われますが、何かある度に対策を講じてきました。
この機器も恐らくというか、対策をした結果と思います。
今現在この機器を私たちが自由に見れるのは、恐らく大宮の鉄博にあるカラフルな103系電車の運転台でしょうか。
車掌台側に切換スイッチがあり、その前に設置されています。
私хироは人混みが嫌いなので一度か二度しか行った事がありませんが、確かあったように記憶しています。
さて、この機器は220線と332a線333a線を接続して使うようになっています。
220線と言えば制御機器の電源線です。
この220線にDC100Vが流れていて、切換スイッチ『前・切』位置の時に運転台に電源が供給され、各種制御器や表示灯(後部から電源のくるものもあります。)に通電します。
と言うことは、220線に電源が来て初めてこの機器の電源が入ります。
この状態で332線か333線、又は両方が通電して(他の運転台からの操作でドアが開いている状態)いるときに、今いる運転台の車掌スイッチを『開』にすると、車掌スイッチのスイッチから電流が入ってきてこの機器に通電して動作します!
参考に車掌スイッチの繋ぎ図をご覧ください。
こちらは国鉄の教科書に載っていたものです。
基礎知識として、国鉄型電車のドアは、右側左側とは言わず、332側333側と線番号で呼称します。
それを踏まえてご覧いただけばわかりやすいかと思います!
という事で、車掌スイッチを扱う時は、まず切換スイッチを『後』にしてから扱うと言う基本中の基本を守らないとこの警報器が動作すると言う仕組みです😉
さて、それでは増解結の時はどうでしょう?
話がややこしくなりますので、切換スイッチは『切』と『後』しかない国鉄新形式電車とさせて頂きます。
貴方は今3両編成の3両目に乗務して途中駅に着いた車掌です。
ドアを開けて客扱いを行いました。この駅ではこのままドアを閉めずに後ろに増結します。車掌さんはここで作業としては終了のパターンが多いです。
駅が誘導をして増結編成を連結させ、ジャンパー線や各ホース、幌を繋いだり大忙しです。
この時点で車掌スイッチを扱ってしまうと、切換スイッチはまだ『後』位置なので、332線も333線も引き通していませんのでドアは閉まってしまいます。
回路的にはまだ編成としては分離しているのです。
連結作業をした運転士がこちらの切換スイッチを『切』としました。
この時点で編成として一本になりました。
あとはこの車掌スイッチだけです。
この時点で失念防止器は鳴動していますので、車掌スイッチを『閉』位置としなければなりません。
反対に解結する時はどうでしょう?
まず車掌スイッチを『開』としてから切換スイッチを『後』にしないと、切換スイッチを『後』にした瞬間ドアは閉まってしまいますので、車掌スイッチを扱ってから切換スイッチを『後』にするまでの間は失念防止器は鳴動することになります。
という事で、この取り扱いの時だけはどうしても鳴ったように記憶しています。
回路的にはこうだと思いましたが、もうかなり前のことなので、不明瞭な部分もありますが、大体こんな感じだったと記憶しています。
機械そのものより、考え方的になかなか奥の深い機械でしたね🤔
そうそう!私は全部で5台同器を持っていますが、やっと一つ取り付けましたよ^ ^
115-1000番台の運転台に付けました!
あまり使わなそうですが、気になる機器ですよね^ ^
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キハ58運転台のテープデッキがなかなか決まらない訳
こんにちは😃хироです!
今日のお題はこちら!
キハ58運転台のテープデッキがなかなか決まらない訳です!
詳しい方であれば、キハのワンマンデッキならCA-010AかCA-040Aの二択だろ!
とお察しかと思われます。
私も視聴者でしたら同意見です!
なんなら、さっさと配線だけ決めて両方積めるようにしちまえ!と思うかもしれません笑
ところで、JRなどの普通鉄道のテープは8トラ半速のものが多く、なかなか4トラや等速の機器は使われていません。
画像では右下の福島交通のテープが4トラックテープで、左上の京都市営地下鉄烏丸線のテープは8トラの等速2プログラムです。
上の真ん中とその隣は城端線のテープで半速の1プログラム
下のなにやら沢山書いてあるテープがCA-040Aで聴けるJR北海道のテープです。
8トラ半速の4プログラムです。
詳しくは過去記事をご覧ください。
https://washimaru.hatenablog.com/entry/2020/12/21/190558
このCA-040Aは8トラ半速であれば4プログラム聞けてテープデッキとしては最上位機種で録音機能まであるのだからこれが最高だと思われがちですが、この録音機能が私を悩ませている機能なのです。
確かに、ただ聞くだけなら何でも聞けて最高のデッキです。しかし、これらは業務用機器ですので基本的に設計に合った規格や基準のテープを流すのがセオリーです。
まず、テープは小海線や城端線、のと鉄道や阪堺電車(路面電車ですが)などのテープは車内放送と車外放送が交互に録音されていて、ドアの操作と連動して車外スピーカーに一度放送される仕組みです。
路面電車などが電停を通過するときに『通過』ボタンを操作すると車外放送一回分をスキップ出来る仕組みなのです!
意外と交互に音声の入っていない事業者では、
押し忘れた時に無音で飛ばせるボタンと認識されていますが、そもそもそのような仕事上のミスは想定されていません。
あくまで停留所を『通過』する時に車外放送を流さないボタンなのです。
また、このドアと連動してテープを一度放送すると言う機能は、一般的な機器ではCA-010Aにしかない機能です!
※この機能が使用できなくしてある仕様も存在します。その場合、ドア操作で車外スピーカーに繋がりますが、テープは再生されません。故障ではなくそう言う仕様があるようです!
次に、JR北海道の4トラックタイプのテープは、冒頭に車外放送すべき音声が入っていて、この内容をCA-040Aが冒頭放送の度に録音して記憶し、ドアスイッチと連動してこの録音分が車外スピーカーから連続再生されると言う仕様です。
機能だけ考えるとCA-040Aの方が良さそうですが、私のキハ58(151)は北海道へ行った事がありません。
新潟→直方→水戸→小牛田と渡り歩いた車両です。
そもそも、北海道はキハ56がメインでワンマン改造されたキハ58は私の知る限り運用された実績は無さそうです。
ただ、EBスイッチがJR西日本仕様であったりと、
デフォルメされている運転台なので、雰囲気重視で行くなら北海道仕様もありかな?と言うところでどのテープをこの運転台の基本にするかで悩んでいます😓
道物のテープは入手もしやすく、種類も豊富で面白みはありますが、キハ58かと言われればうぅ〜ん。。。
今年度中には仕上げたいつもりでしたのでそろそろ答えを出して動画を通じて皆様にご披露出来ればと思います^ ^
んんんー、、、結局CA-010かな笑笑
2プロのCA010とかアリっぽいですね^ ^
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リレーとは?その2 自己保持回路と逆起電流
こんにちは😃хироです!昨日の続きです^ ^
さて、リレーは単純に接点をオンオフさせる他にも様々な繋ぎ方があります!
例えば自己保持は一度オンになると自己の接点を使って電源を入りっぱなしに保持します!
鉄道では多用される方法です。回路図を下記に示します。
目につくところで自己保持回路を持っているのは、ATSのチャイムで使われるBZ21は端子台の下にこれと同じDC100V(24Vや32Vのタイプもあります。)
で駆動するリレーが仕込んであり自己保持するようになっています。
BZ21の配線方法はこちらの動画をご覧ください!
BZ21の端子台には、プラスとマイナスの他に『G』と書いてある端子がありますね?これが『トリガー』と言われるリレーを動かすための端子です。
GなのでグランドのGと勘違いしそうですが、こちらはプラスを繋いで下さい。
トリガーに通電して一度コイルを励磁してしまえば、あとはたった今切り替わった自己の接点を通って電気の供給を受け続けてオンの状態を保持し続けるわけです!
『自己保持』ですよね^ ^
切る時は電源を絶ってしまえばまた元通りになりますので、トリガーに電流を流さない限りチャイムは動作しないと言うわけです!
と言う事は、路線バスの停車ボタンも自己保持回路ですね!
最近の機器は他の機器と連動させたり、無接点化によるメンテナンスフリーを達成する為にICを多用していますが、原理的にはリレーでも充分対応できます!
鉄道の回路では自己保持は本当に多用されますので是非マスターしたいところでもあります。
また、リレーは膨大な種類があります。
用途やメーカー、コイルの種類や接点の容量、接点の数などで変わってきます。
世の中には無数にありますが、私達が趣味で使うなら
DC24VかDC100V用のものを揃えると趣味の幅がグッと広がるように思います!
鉄道ではオムロン社製のものがよく使われていますね^ ^
特に、動画にも登場した端子台付きのものは配線もネジで取り付けられ扱いやすいのでオススメです!
また、端子台付きのものは差し込んであるだけですので、万が一リレーが故障した時は簡単に交換が可能で大容量の物が多く存在します!
ここまでリレーの話をしてくると、万能で欠点がないように思います。
確かにそうです!
リレーは万能でとても便利な部品ですが、強いて言うなら電気的にはコイルですので、オフにした時に逆起電流(ぎゃくきでんりゅう)が起きるところでしょうか。
逆起電流とは読んで字の如く、逆向きに流れる大きな電流のことです。
サージとも言われます。
ちょっとした電子工作程度なら無視してもそれほど影響ありませんが(厳密には対策が必要ですが)
例えばパソコンなどの電子機器にDC100Vの鉄道部品を繋いでリレーで制御しようとした時に、このコイルの磁界が変化して出る誘導電流は周りの配線にも影響を与えます。
電磁誘導という現象です。
この誘導電流は厄介で、完全に分離されていて繋がっていなくても、近くにある配線に影響を与えるのです!
私がかれこれ10年くらい前、BVE対応の運転台を組んだ時にATSチャイムの警報持続を押すと、BZ21内部のリレーから誘導電流が発生してarduinoを誤作動させてコントローラーが止まってしまうと言う不具合がありました。
このあたりは、ツェナーダイオードを入れたり、配線を離したりして何とかしましたが、当時はSNSもやっていませんでしたし、他に運転台作っている人の存在すら知りませんでしたので、完全に自力でやりましたので1ヶ月くらい格闘しました💦
んまぁ、殆どのものが完全に自力なんですけどね😅
さて、本業で回路設計されている方はかなり気を使うところでしょうが、私は趣味程度なのでそこまで追求しません。
電気の理論的な話なのでまた機会があったら書きますが、この辺りはもっと専門的に詳しい方が世の中にはいくらでも居ますので
『サージ』『電磁誘導』『逆起電流』などのワードで調べてみてください!非常に詳しくわかりやすい解説をされている方も沢山いらっしゃいますので是非参考にして知識の裾野を広げてみてください!
そうそう、ソケットは回路数によって仕様が違いますのでご注意下さい!
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#継電器
リレーとは?
こんにちは😃хироです!
1週間ぶりの更新です💦💦
さて、今日のお題はこちら!
リレーです!
対応する動画はこちら!
リレーとは、日本語では継電器と言います!
コイルと接点が入っていて、要するに電磁石の力で回路を切り替えたり、オンオフするものです!
どんな時に使うかと言えば、例えば24Vの制御電圧で100Vの機器を動作させたい時など、電圧や電源系統の違う回路を制御する時に便利です。
前回の動画の車側灯と車掌スイッチの操作はまさにコレですね^ ^
また、タイマーリレー
というものを使えば、設定した時間経過後にリレーが励磁(れいじ ※電流が流れて動作する事。)しますので、例えばATSの起動時の一瞬ベルが鳴動する再現や(※実車は複数の継電器が切り替わる時間的ロスで少し鳴ります。)参考動画https://youtu.be/tz7M9UiDiyg
今回のようなドアが閉まる再現などに活躍出来ます!
回路記号は基本的にコイルと接点で表されます。
今現在一般的な記号はこちらです。
四角がコイルで、下の接点が通電すると反対側の接点と接続します。(本来接点の記号は線より下に書きます。)
こちらは鉄道車両のツナギ図によくある継電器の記号です。
Mのような部分がコイルで、その下の接点が可動します。
鉄道のツナギ図で厄介なのは、この接点があちらこちらに点在している点です。
私は好きこそ物の上手なれで何とも思いませんでしたが(むしろ小学生の頃秋葉原で一つ買って色々試していましたが※当時端子台付きで3000円くらいしました!ボられたのかな?w)鉄道の仕事を始めたばかりの仲間は最初の研修でここでつまずく人も多かったです。
これの読み方は簡単で、同じ記号、例えばこの図ならx-1と書いてあるものは全てこのx-1のコイルが励磁すると、この図とは逆の動きをします。
基本的に回路図は電気が来ていない状態を示していますので、通電してコイルが励磁すれば、今閉じている接点は開きます。
ツナギ図を読むコツは、『今どうなっているのか』をイメージして読む事だと思います。
通電しているのか、していない状態を知りたいのかがこんがらがっている人が多かったように思います。紙の上に『通電中』と書いてみたり、鉛筆で繋がってるように書き直して読み直せばすんなり読めると思います。
これは私がいつも書く記号ですね^ ^
旧規格ですが、私はこれで習いましたし、電気工事士免許もこれで取りましたので私はこれが書きやすいです!
私の書く回路図の特徴として、先にこのリレーを描いてしまってそこに配線を繋ぎます。
人によって見やすいか読みにくいか分かれますので、その辺りは動画や質問の応えによって臨機応変に対応できますのでご安心を^ ^
でも、長くやってると自分のスタイルって出来ますよねw
さて、リレーについてのご質問が何件か頂きましたが、ご質問者の皆様、ご視聴の皆様、リレーってどのようなものかはなんとなくわかりましたか?
要約すると、電気でオンオフするスイッチです😆👍✨
何事も最初は難しく考えない事が大切です!
明日もリレーのお話です^ ^
今回ご紹介しているリレーはいずれもDC24Vで制御しています。
DC24V電源をお持ちで無い方はこちらの記事もご覧下さい!電源装置のリンクもあります!
https://washimaru.hatenablog.com/entry/2021/01/20/151909
ところで、圧着端子を使うなら必ずSの付いている物を使ってください!通常のものは円周が大きすぎて入りません!
車用などの市販の電線など、1.25程度の太さならこちら
鉄道車両の低圧回路と同じ2.0ならこちらをお求め下さい!
工具はこちら!部品いじりの基本のきの字^ ^
この工具だけは本当に一生モノです!まだお持ちでない方は必ずお求め下さい!後悔は絶対しない筈です👍
そして実物の鉄道車両と同じ配線
剥くにはワイヤーストリッパーが必要ですね^ ^
皆さんの部品ライフが素敵なものになりますように👍
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気笛 AW2 を整備しました!
こんにちは😃хироです^ ^
今日のお題はこちら!
ピーッ!!!という音のする警笛
AW2です。
あれ?この前やってなかったっけ?とお思いの貴方!違うんです!これはもっと前からあった物で、私が最初に手に入れた気笛でもあります^ ^
今回は気合を入れて手仕上げやります!!!
前回のサンポールで徹底的に仕上げたものはこちら
https://washimaru.hatenablog.com/entry/2021/02/16/214024
AW-2空気笛は基本的に機関車に付いていますが、電車でもコレが使われています。
構造としては、真ん中から空気が出て、それが筒の中を通ってこの隙間から反響しながら出てきて音を発します。
機関車好きな方は例えばEF64は甲高いピーッという音でEF210はポーッと言う音で音の違いを感じたことはないでしょうか?
実はコレこそ、この笛の面白いところで隙間を加減して音の調整が効くのです!
また、これは電車用空気笛のAW5のように高い圧力でなくても鳴動しますので極端な話、人間の息でも鳴らすことができます。
雪国を走る電車や最近のEがつくような電車にも付いていますね^ ^
AW-5の方が遠くまで響くとはいわれていますが、隙間さえ確保できれば凍っても鳴るのはこっちだったりします^ ^
さて、今回もボロいの買ってきましたのでw例によって掃除します。
今回はなかなか頑固です!
正直炙りました!私は料理もするのでバーナーがあります。
火力はガス溶接のものと比較になりませんが、汚れを浮かせたり塗料を剥がす程度には炙れます!
さて、まずは解体から。
ナットはダブルナットになっていますが、かなりの力を加えてもピクリともしませんでした。
炙ってゴムハンマーで叩いてやっと回りました、、、。
正直、家の中でやるような作業ではなかったです( ̄▽ ̄;)
掃除に使う道具はこちらです!
ワイヤーブラシだと傷になってしまいますので、今回はナイロンブラシを使いました。
工具もメガネレンチを買ってきました
このくらいの大きさの道具がないととても太刀打ちできません😅
サイズはキャップナットが19mmこれを二つ用意して、ホイッスルとキャップナット相互に逆方向に回します。
これはダブルナットと言って、ナット二つをお互いに違う方向に回して締め付ける緩みを防ぐ締め方で鉄道に限らず工業製品全般でよく目にする方法です。
ネジは基本的に右回しで締まります。
という事はこのダブルナットであれば
キャップナットは左回し、ホイッスルは右回しで緩みますね^ ^
外したら、それぞれバラしていつも通りブルーマジックで磨いて仕上げです^ ^
長い方だけ磨いてみました!
なかなかいい雰囲気です^ ^
ホイッスルにエアーが出る本体のナットは22mmですので、完全に解体する場合は22mmのものもお求めください。
このレンチなら19-22なので両方回せます!
とにかく硬いので一本でやるのは不可能と思います。。。
前回はサンポールなどの洗剤(薬品)使いましたが、今回は気合で手作業でしあげます!
※画像はサンポールで完全に地を出したものです。
サンポールの方法はこちらhttps://washimaru.hatenablog.com/entry/2021/02/16/214024
何故か!?それは、メッキがまだ汚れの中にキチンと残っていたからです!
恐らくこれは塗装されていたので塗膜がメッキを守ってくれたのでは無いかと思います。
メッキは禿げると素人では直せませんし、あの国鉄仕様の分厚い高級メッキは普通の値段じゃ出来ません。
そもそも個人相手にやってくれる店があるのかすら微妙です😓
そういう意味でも、無闇矢鱈に磨くのではなく、品をよく見てどんな方法で整備するのが最適か見極めて施工するのが、私たちマニアの力ではないでしょうか😁✨
仕事ですと、使える道具や素材、施工方法に制限がありますが私達は個人(ですよね?)なので、より良いものを自己責任で試したり使う事ができます!勿論現場と同じ条件も可能です!自由って素晴らしいですね笑笑
今日は半日磨き続けて手が疲れてしまったのでまた後日仕上げます!
あ、今日は土曜日ですが都合により動画の投稿はありません😓
明日投稿出来ればなとかんがえております🤔
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TB4L形トランジスタブザー
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今回のお題はこちら!
昨日動画で出しました西武鉄道のものと思われる連絡ブザーです。
対応する動画はこちら!
TB4という形のトランジスタブザーは、私鉄各社で使われていて、私たちが近くに寄って見ることが出来るものは、東京メトロ東西線葛西駅高架下にある『地下鉄博物館』に保存されている100形電車の運転室内でしょうか。
※実際にドアを操作したり、ブザーを鳴らしたり出来ましたが、コロナ対策で現在運転室に入って展示物に触れる事が可能かはわかりません。
メトロの物はTB4Eと書いてありました。
今回私が入手したTB4Lでもこの音が出せればと思い調整してみましたが、この独特の『フォーーーっ』という音にはなりませんでした。
売ってないなら作ればいいので、その前準備として今回は『L』のブザーを解析してみました!
先ずは分解して内部の機器をよく見ていきます。
私鉄型の場合、電圧がDC100Vとは限りません。
東武などはDC12Vなどもありますので、出所に確証が持てない場合はよく見て不安なら低いところから試していきます。
とは言え、私の中で24Vか100Vのどちらかだろうとタカを括っているところが恐いところでもあります🤔
経験的に東武の部品は定格がキッチリ書いてある場合が多いですけどね😆✨
今回は端子に+-が書いてあったので直流で間違いないこと、抵抗の値的にDC100のものと同じであった事と、以前扱った同型もDC100Vであった事からDC100Vを加えました。
音色はどう聞いても西武の101系や2000系などで聞かれる当たり障りのないアノ音でした😊✨
詳細は動画もご覧下さい!
さて、通電して鳴るのは当たり前として、今回は音色を変えてみようと思います👍
カバーを取って内部を見ると、半固定抵抗がありました。
これが怪しいですね^ ^
という事で、元に戻すのを前提に可変抵抗を回してみました!
先ずはスピーカーにオシロスコープを繋いで音の周波数を測ります。
概ね500Hzのようです。
半固定抵抗を回すと、150Hzから1000Hz近くまで音程を変えることが出来ました!
350Hzあたりは東急のような音が
600Hzあたりはそっくりそのまま京王の音が
800Hzは京急の音程が楽しめました^ ^
ところで、肝心のメトロの音にはなりません。
これは完全に私の仮定ですが、同じ周波数でも波形が違うのではないかと考えています。
今回の動画では見ませんでしたが、実際にオシロスコープで波形を計測してみる必要がありそうです。
EとLの意味もそこに隠されているのではないかと考えています。
という事で、これからも部品鉄の皆さんの好奇心をボリボリくすぐる見ていて楽しい動画を出していきますので、チャンネル登録宜しくお願い致します^ ^
それでは^ ^
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